『000 PERPETUAL STYLE』は、京都府産山田錦を40%まで磨き上げた純米大吟醸を、−2~−4 ℃で一年以上氷温熟成させた一本です。契約農家が特別栽培した山田錦と天の真名井と同系同質の名泉水が織りなすピュアな酒質に氷温熟成を掛け合わせ、瑞々しい梨や青リンゴを思わせるクリアなアロマと研ぎ澄まされた旨みを実現しました。
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醸造年 | 2024年 |
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熟成年数 | 1年 |
熟成温度 | -2~-4℃ |
酒米 | 京都府産山田錦 |
精米歩合 | 40% |
アルコール度数 | 15% |
日本酒度 | -1 |
酸度 | 1.6 |
内容量 | 720 ml |
製造元 | ハクレイ酒造 |
氷温熟成によって生まれたのは、瑞々しい梨や青リンゴを思わせるクリアなアロマと、研ぎ澄まされた旨味。その香りはフレッシュでありながら、深みも感じさせます。冷たく滑らかな口当たりに続いて、舌の上で広がるフルーティーな甘みと、わずかなスパイシーさが心地よいバランスで調和しています。これまでにない純米大吟醸の味わいは、飲み進めるごとにその複雑さが際立ちます。
創業1832年(天保3年)、ハクレイ酒造は、江戸時代から続く歴史ある酒蔵です。ハクレイ酒造が位置するのは、京都府宮津市の丹後由良という、海と山に囲まれた美しい場所。自然豊かなこの土地から引き出される水と、長年培ってきた技術と革新的な試みが見事に融合し京の名酒を生み出しています。
ハクレイ酒造では、米、水、そして人の調和を大切にした酒造りを徹底しています。特に米に関しては、良質な米を使用し、少ない磨きで美味しい酒を造り上げることにこだわっています。また、蔵の仕込水は、「不動山水(ふどうさんすい)」と呼ばれる、超軟水の水質を持ち、甘口酒、辛口酒とも自在に醸すことのできる特別な仕込み水なのです。
新緑や笹の葉の爽やかさを伴ったタイトなグリーン系のアロマに、花梨や柚子の軽やかで上品な香りが期待を盛り上げる。口に含むと白桃やライラックの華やかさが生き生きと広がりを見せ、アタックはクリーンで非常にスムース。
ミントやセルフィーユ、ユーカリといったニュアンスがスリムで直線的なテクスチャーを生んでいる一方、白樺の仄かな木香が旨味を引き上げる。中間で感じるジュニパーベリーや上新粉の控えめながら柔らかく溌剌としたキャラクターが甘味による輪郭とのバランスを形成し、魅力的に取り持っている。べたつきのない余韻も好印象で、アロマの軽やかさを酸と塩気を伴ったミネラル感がフレッシュな余韻へと導く、スタンダードにしてパーペチュアルなマスターピース。
推奨グラスと飲用温度
できるだけ薄い白ワイン用グラス。8~12℃に冷やすことをおすすめしますが、敢えて-3℃くらいの「氷温」からスタートし、氷温熟成ならではの面白さを楽しんでみては。
おすすめのペアリング料理
和食との相性はもちろんだがその爽やかさにフォーカスし、ミント風味の帆立のカルパッチョやスモークサーモンとオレンジのサラダ。また海老とバジルのベニエやハーブを効かせたアスパラと牡蠣のポシェ、カリフラワーのオーブン焼きといったハーヴィーでコクのあるニュアンスの洋食にも好相性。