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007 Meursault Cask
-3℃ 2023 純米大吟醸

氷温熟成日本酒

香りが、凛として満ちる。これぞ静寂の厚み

氷温熟成 × ムルソー樽 × 吉川金会産 特A山田錦

今だかつてないハイスペック日本酒
生産量僅か280本 1度きりの限定生産!

The Essence of Stillness, Sharpened by Cold.
A sake where aroma stands with precision
matured at −3°C, finished in Meursault barrels,
crafted from Kinkai-grown
Yamada-Nishiki (Special A).

RINKO RINKO

氷温とブルゴーニュが描く、静謐『せいひつ』の美。
山田錦発祥の地・吉川金会産の特A地区山田錦を35%まで磨き、
マイナス3℃で二年の氷温熟成。
その後、ブルゴーニュの名門ピエール・ブレのムルソー樽で後熟し、
再び氷温へ戻し、香を静かに収束。
山田錦の芯とブルゴーニュの感性が響き合う、凛とした一滴。

°Ondo 007

その香は、凍てつく静寂に宿る。
氷温で眠り、常温で目を覚まし、
そして再び、氷温へと帰っていく。

冷と静。
わずかな温度の揺らぎが、香を研ぎ、
味わいに微細な陰影を刻む。
その往復が、香を整え、余韻を澄ませていく。

播磨・姫路の蔵、龍力

原料に用いるのは、山田錦発祥の地
兵庫県吉川金会で育まれた特A地区の山田錦。
35%まで磨き上げ、
米の芯に潜む透明な旨みを引き出す。

最初にマイナス3℃で二年、
氷温の静寂の中でその骨格を整える。
つづいて常温に戻し、
ブルゴーニュの名門「ピエール・ブレ」
が手がけた
ムルソー樽で五か月の後熟。

穏やかな樽の呼吸が、
白い花とヴァニラの気配をひらき、
香は重なりながらも曇ることなく、澄んでいく。

最後は再び氷温へ。
開いた香を静かに収束させ、
余韻に凛とした張りと、きめ細やかな輪郭を残す。

立ちのぼるのは、白い花、ナッツ、ヴァニラ。
口に含めば、繊細な酸が細く伸び、
ムルソー樽の気配と氷温熟成の透明感が、
一本の線で結ばれる。

その香は、消えることなく、
気配のように長く続く。
氷温と樽香、その均衡が生む
凛とした静けさが、この酒の本質である。

Ondo Vintage Meursault Cask
純米大吟醸


°Ondo 007 それは、
山田錦発祥の地の恵みと、
ブルゴーニュの感性が交わる場所。
氷温が描くのは、香の構造であり、
時を留める美学。

マイナス3℃が、香を磨き、時間を封じた。

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007 Meursault Cask
-3℃ 2023 純米大吟醸

¥38,500 税込
会員登録後のご注文で
付与予定ポイント: pt

限定280本製造
Makuakeでは100本限定で先行発売
4月6日(月)11時00分 開始予定

Makuakeサイトへ

タイプ

純米大吟醸

醸造年

2023

熟成温度

-3°C

酒米

特A山田錦

精米歩合

35%

内容量

720ml

アルコール度数

15%

日本酒度

+3

酸度

2.2

製造元

兵庫県 本田商店(龍力)

テイスティングとペアリング Tasting & Paring Comment

阿部 誠
瀬川 あずさ
田邉 公一
成澤 亨太
矢田部 匡且
阿部 誠

Makoto Abe阿部 誠

Court of Master Sommeliers(UK) Advanced Sommelier、International A.S.I. Sommelier Diploma、J.S.A Sake Diploma、第3 回全日本最優秀ソムリエコンクール優勝、第11 回世界最優秀ソムリエコンクール日本代表、(一社)日本ソムリエ協会副会長

Tasting & Paring Comment

輝きと透明感のある明るめのストローイエローの色調。香りは、複雑さを感じる第一印象から、ご飯のお焦げや米菓、ローストアーモンドやナッツの様な香ばしさと乾燥ポルチーニなどのきのこの香りが優しく広がる。空気と触れ合いながら時間が経過するとオレンジピール、カラメル、ヴァニラのニュアンスが加わり複雑さを増して行く。12℃の味わいの場合、旨みと芳醇さを感じながら溶け込んだ酸味が柔らかく寄り添い、膨らみを感じるテクスチャーとなる。アフターフレーヴァーでは木樽からの香ばしさと複雑さが長い余韻となり心地よさを与える。ぬる燗から上燗の間の温度帯にすると更に旨みが凝縮し酸味を豊かに感じる。低めの温度から上燗まで幅広い温度帯で楽しむ事が出来る。

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Tasting & Paring Comment

輝きと透明感のある明るめのストローイエローの色調。香りは、複雑さを感じる第一印象から、ご飯のお焦げや米菓、ローストアーモンドやナッツの様な香ばしさと乾燥ポルチーニなどのきのこの香りが優しく広がる。空気と触れ合いながら時間が経過するとオレンジピール、カラメル、ヴァニラのニュアンスが加わり複雑さを増して行く。12℃の味わいの場合、旨みと芳醇さを感じながら溶け込んだ酸味が柔らかく寄り添い、膨らみを感じるテクスチャーとなる。アフターフレーヴァーでは木樽からの香ばしさと複雑さが長い余韻となり心地よさを与える。ぬる燗から上燗の間の温度帯にすると更に旨みが凝縮し酸味を豊かに感じる。低めの温度から上燗まで幅広い温度帯で楽しむ事が出来る。

推奨グラスと飲用温度

グラスは小ぶりのフルート型グラスや大きめのお猪口。10〜14度くらいで冷やし過ぎずに楽しみたい。温める場合はぬる燗から上燗の間の40〜45度で。

おすすめのペアリング料理

香ばしく揚げた、雲丹を包んだ海老しんじょう。高級和牛のサーロインのグリルを本山葵と塩で。

瀬川 あずさ

Azusa Segawa瀬川 あずさ

日本ソムリエ協会認定 ワインエキスパート、日本ソムリエ協会認定 SAKE DIPLOMA、WSET® Level3、CPA協会認定 チーズプロフェッショナル、一般社団法人ジャパン・サケ・アソシエーション 理事、フランスチーズ鑑評騎士の会 シュヴァリエ

Tasting & Paring Comment

外観は白ワインをイメージさせる輝き・艶のあるイエロー。香りは第一印象から芳醇且つ複雑で、成熟したリンゴや、カリン・黄桃といったストーンフルーツのニュアンスに、ヒノキ、バニラ、クローヴ、ナツメグを思わせる複雑な樽香が重なる。更には、蒸米、発酵バター、八角、ハチミツ、ローストアーモンドのニュアンスも追いかけてくる。

口に含むと、山田錦ならではの上質な米の甘みと樽由来の甘香ばしさがきめ細やかなテクスチャーと共に滑らかに口中に広がる。そこに凛とした酸味と旨味が重なり、リッチな後味に繋がっていく。アフターフレーバーはどこまでも長く続き、仄かな苦みと心地よいスパイシーさが余韻に残る。SAKEでありながら、グラン・クリュの上質なシャルドネをも連想させる、複雑且つ洗練された一本。

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Tasting & Paring Comment

外観は白ワインをイメージさせる輝き・艶のあるイエロー。香りは第一印象から芳醇且つ複雑で、成熟したリンゴや、カリン・黄桃といったストーンフルーツのニュアンスに、ヒノキ、バニラ、クローヴ、ナツメグを思わせる複雑な樽香が重なる。更には、蒸米、発酵バター、八角、ハチミツ、ローストアーモンドのニュアンスも追いかけてくる。

口に含むと、山田錦ならではの上質な米の甘みと樽由来の甘香ばしさがきめ細やかなテクスチャーと共に滑らかに口中に広がる。そこに凛とした酸味と旨味が重なり、リッチな後味に繋がっていく。アフターフレーバーはどこまでも長く続き、仄かな苦みと心地よいスパイシーさが余韻に残る。SAKEでありながら、グラン・クリュの上質なシャルドネをも連想させる、複雑且つ洗練された一本。

推奨グラスと飲用温度

モンラッシェグラスなど高級なシャルドネに適したブルゴーニュグラスがオススメ。あまり冷やしすぎず10~13度ぐらいの温度帯で、豊かな香りやふくよかさ、そして複雑味をゆっくりとお楽しみください。

おすすめのペアリング料理

・バター香る白身魚のムニエル
・香ばしさをまとった伊勢海老のグリル
・鮟肝の甘辛いうま煮
・バニラビーンズたっぷりのカスタードケーキ

田邉 公一

Koichi Tanabe田邉 公一

日本ソムリエ協会認定 ソムリエ、日本ソムリエ協会認定 SAKE DIPLOMA INTERNATIONAL、WSET Level3 Advanced Certificate、フランス語検定準2級

Tasting & Paring Comment

外観は透明感と輝きと艶のあるシルバーの色調を帯びたイエロー。
香りは豊かで、和梨やミカン、杏、熟したバナナ、干し柿、銀杏やイチョウの葉、金木犀のようなアロマ、クリームチーズやヴァニラ、栗や胡桃、椎茸や紅葉のニュアンス、さらには、ヒノキや香木の香りが存在し、複雑性が感じられる。
味わいはまろやかで豊潤、ほのかな甘味となめらかな酸味が調和し、コクを与える心地よい苦味と豊かな旨味が広がる。
第一印象から余韻に至るまでまろやかさと豊潤な味わいが感じられ、豊かな風味が長く続いていく。

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Tasting & Paring Comment

外観は透明感と輝きと艶のあるシルバーの色調を帯びたイエロー。
香りは豊かで、和梨やミカン、杏、熟したバナナ、干し柿、銀杏やイチョウの葉、金木犀のようなアロマ、クリームチーズやヴァニラ、栗や胡桃、椎茸や紅葉のニュアンス、さらには、ヒノキや香木の香りが存在し、複雑性が感じられる。
味わいはまろやかで豊潤、ほのかな甘味となめらかな酸味が調和し、コクを与える心地よい苦味と豊かな旨味が広がる。
第一印象から余韻に至るまでまろやかさと豊潤な味わいが感じられ、豊かな風味が長く続いていく。

推奨グラスと飲用温度

オークドシャルドネのワイングラスで、冷やしすぎないように、10〜20度という幅広い温度帯で、芳醇なアロマとまろやかな味わいを楽しみたい。

おすすめのペアリング料理

銀鱈の西京焼き、キノコの和風グラタン、エポワス、あんぽ柿のクリームチーズ添え

成澤 亨太

Kota Narusawa成澤 亨太

都内数店のミシュラン星付き店での支配人・ソムリエを経て独立しENIW,LLCのCEOに就任。TRANSIT Holdings ヘッド・ソムリエ、L'OSIER ソムリエ、Restaurant TOYOエグゼクティブ・ソムリエと様々な企業やレストランでの業務を請け負っている。他にもTBSドラマ「グランメゾン東京」のワイン選定等、レストラン業務の枠を越えた活動を行い、世界中の飲料からのペアリングを提案している。

Tasting & Paring Comment

洋梨や熟したメロンの密度の高いアロマに、和栗やローストアーモンドの香ばしさが絡み合う広がりのある印象。
アタックは柔らかく、クルミやカカオニブ、パン・ド・カンパーニュのクラスト(表皮)などの焙煎香が次々と現れる。

中盤では樽熟成由来のメープルシュガーやローストしたヘーゼルナッツのような甘苦さが穏やかに溶け出し、バニラビーンズやトンカ豆、バタースコッチのさらに甘やかなニュアンスが中核を形成しているが、シダーウッドや白檀の乾いた木香が全体を引き締めている。

乳酸・リンゴ酸・琥珀酸の複数の構造が明確に感じられ、ナツメグやクローブ、シナモンを思わせるスパイス香とタンニンがアフターにかけて調和し、立体的な味わいにスケールすることで満足感が高い余韻を楽しめる。

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Tasting & Paring Comment

洋梨や熟したメロンの密度の高いアロマに、和栗やローストアーモンドの香ばしさが絡み合う広がりのある印象。
アタックは柔らかく、クルミやカカオニブ、パン・ド・カンパーニュのクラスト(表皮)などの焙煎香が次々と現れる。

中盤では樽熟成由来のメープルシュガーやローストしたヘーゼルナッツのような甘苦さが穏やかに溶け出し、バニラビーンズやトンカ豆、バタースコッチのさらに甘やかなニュアンスが中核を形成しているが、シダーウッドや白檀の乾いた木香が全体を引き締めている。

乳酸・リンゴ酸・琥珀酸の複数の構造が明確に感じられ、ナツメグやクローブ、シナモンを思わせるスパイス香とタンニンがアフターにかけて調和し、立体的な味わいにスケールすることで満足感が高い余韻を楽しめる。

推奨グラスと飲用温度

香りを楽しめるブルゴーニュ用ワイングラス。多層的な味わいを楽しみたいなら15℃以上で真価を発揮する。

おすすめのペアリング料理

ふくよかな樽香と重心を合わせ、白子ポン酢や里芋の白味噌クリーム煮、蟹クリームコロッケ。また洋食では鶏肉のフリカッセ(クリーム煮)やウニのパスタ、フォアグラとの組み合わせなど、コクのある料理と好相性。

矢田部 匡且

Masakatsu Yatabe矢田部 匡且

東京エディション虎ノ門 ヘッドソムリエ、ASIインターナショナルソムリエ、JSA SAKE Diploma、SSI利き酒師、NAPA VALLEY WINE BEST SOMMELIER AMBASSADOR 2025

Tasting & Paring Comment

美しい色合いはまだまだ透明度が高い。香りは極めてニュートラルで澄んでいる第一印象。徐々にフルーツのアロマの表情が伺え、和梨や温州みかんのようなふくよかな果実の深い香りが静かに立ち上り、ムルソー樽由来のアロマフレーバーはナッツやカラメル、栗やカシューナッツ、胡麻、ドライフルーツのような複雑な香りが絡み合っている。豊かな甘みとともに、スムーズに口の中に広がるふくよかで厚みのある味わい。樽香がその味わいを包み込み、まろやかに仕上がり、喉越しには樽の香ばしさがしっかりと残る。余韻も長く、リッチな印象を与えるバランス感の極まる立体的なテイスト。
上品な丸みのある味わいが全体を支えている印象。芳醇さがありながら濃すぎないバランス感が上質。スーッと鼻を抜けるスパイスやハーブの余韻が、まさにOndoのエレガントさを表現。

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Tasting & Paring Comment

美しい色合いはまだまだ透明度が高い。香りは極めてニュートラルで澄んでいる第一印象。徐々にフルーツのアロマの表情が伺え、和梨や温州みかんのようなふくよかな果実の深い香りが静かに立ち上り、ムルソー樽由来のアロマフレーバーはナッツやカラメル、栗やカシューナッツ、胡麻、ドライフルーツのような複雑な香りが絡み合っている。豊かな甘みとともに、スムーズに口の中に広がるふくよかで厚みのある味わい。樽香がその味わいを包み込み、まろやかに仕上がり、喉越しには樽の香ばしさがしっかりと残る。余韻も長く、リッチな印象を与えるバランス感の極まる立体的なテイスト。
上品な丸みのある味わいが全体を支えている印象。芳醇さがありながら濃すぎないバランス感が上質。スーッと鼻を抜けるスパイスやハーブの余韻が、まさにOndoのエレガントさを表現。

推奨グラスと飲用温度

一般的なワイングラス(チューリップ型) で5-10° で飲めば香りが落ち着き、スッキリと引き締まり、キレのある味わいを楽しめる。ブランデーグラスで12-14°で香りをじっくり楽しみながらも飲むのも良い。

おすすめのペアリング料理

海老焼売、胡麻豆腐、黒酢酢豚、ザワークラフト

本田商店(龍力)

本田商店(龍力)

創業は1921年。元禄の昔から播州杜氏の総取締役として酒造りに従事してきた本田家が大正10年に酒造業を開始し、仕込んだのが「龍力」のはじまり。

それから100余年。龍力は、古く長い酒造りの伝統を持つ播州姫路のなかでも、つねに「最先端」に挑み続けてきた蔵元です。いち早く全量酒造好適米での酒造りに取り組み、いち早く大吟醸酒に取り組み……今では当たり前になったことに、誰よりも早くチャレンジする。伝統にあぐらをかかず、革新をつねに良しとする。その挑み続ける姿勢こそが龍力というブランドのフィロソフィーです。 

「不動山水(ふどうさんすい)」と呼ばれる、超軟水の水質を持ち、甘口酒、辛口酒とも自在に醸すことのできる特別な仕込み水

そんな龍力が今、挑んでいるのが「氷温熟成」です。

いち早く吟醸酒に取り組み、純米大吟醸の世界を切り拓いてきた龍力が「吟醸酒の世界をさらに広げる」というミッションを果たすために選んだ手法、それがマイナス3℃の氷温庫での吟醸酒の熟成。

マイナス3℃とは、氷温庫の扉を開閉しても庫内温度が0℃を上回らない温度。絶対に0℃を上回らない環境で長期保存されることで、色や味わいに影響するアミノカルボニル反応やメイラード反応が起きず、龍力の吟醸酒たちは“できたて”のフレッシュさそのままに、静かに眠り続けます。

その間、アルコール分子と水分子が結合するクラスター効果だけがゆっくりと進みます。アルコール分子の間に水分子が入り込むことにより口当たりがまろやかになり、それにより味わいをより深く感じることができるようになる。これが氷温熟成最大のメリットです。

では、どんなお酒でも氷温庫で寝かせればおいしくなるのでしょうか? 龍力の答えは「No」です。

「いいお米を使わなければ、吟醸酒は寝ない」

これが龍力の考える氷温熟成酒の条件。酒造米にこだわり、その産地にまでこだわり抜き、日本酒にフランス・ブルゴーニュ地方の白ワインのような“テロワール(その土地・土壌に固有の味わい)”の概念を持ち込んだ龍力の、それがこだわりです。

「不動山水(ふどうさんすい)」と呼ばれる、超軟水の水質を持ち、甘口酒、辛口酒とも自在に醸すことのできる特別な仕込み水

選びに選んだ酒造米を、独自の手法で美しく磨く。そうして生まれた美しい吟醸酒だけが、氷温庫で長い眠りにつくことを許され、その眠りによって天上から落ちる雫のようなまろやかな深みを得る。

日本酒は、度数によって異なりますがマイナス10〜15℃度ほどで凍ります。そのため、家庭の冷凍庫では凍ってしまい、そうするとクラスター効果は起きません。また、0℃を上回る温度帯で保管すれば、色や味わいに変化が生じてしまいます。

ブルゴーニュの白ワインが地下セラーの一定の温度・環境のなかで深く静かに熟成していくように、日本酒にとっては0℃から凍結するまでの温度環境が美しく熟成するための最適条件。そして、龍力の蔵の内部には、日本酒が眠るための最適なゆりかごが用意されています。今もその氷温庫では、吟醸酒たちが目覚めのときを待っています。

「吟醸×低温」
これにより、吟醸酒の世界をいまも広げ続けている。それが龍力という蔵元なのです。

山田錦を育てる田んぼのモノリス(土壌見本)
山田錦を育てる田んぼのモノリス(土壌見本)

テロワールにこだわる日本酒

山田錦の産地には、古くから「酒米を買うなら土地を見て買え」という言葉があります。良質な酒米が育つかどうかは、品種や技術以前に、土壌と気候条件=テロワールが重要だと考えられてきました。

山田錦を育てる田んぼのモノリス(土壌見本) 山田錦を育てる田んぼのモノリス(土壌見本) 山田錦は全国で生産されていますが、兵庫県産山田錦が別格とされる理由の一つが、この土地条件です。特A地区は、標高の高い山間・棚田地帯にあり、昼夜の気温差が大きく、降水量も比較的少ない。

加えて、水を抱え込み、必要な分だけをゆっくり放す黒粘土質の土壌が、稲の生育を安定させます。その結果、粒が大きく、心白が中心に整い、タンパク質や脂質の少ない、酒造りに適した山田錦が育ちます。

なかでも『吉川金会(よかわ・きんかい)』は、山田錦の栽培研究をした場所で、山田錦の発祥の地とも呼ばれます。山田錦の特A地区の中でも土壌条件に恵まれ、田ごとの違いが米質に表れやすい地域として知られ、同じ山田錦でも、どの田で育ったかによって、酒の輪郭が変わる。これが、吉川金会がテロワールとして語られる理由です。

本田商店は、この考え方を酒造りの前提としてきた蔵です。産地名ではなく、田と土壌の違いを見極めて米を選ぶ。その姿勢は、ワインの世界でドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ(DRC)が畑の区画を重視する思想にも通じるものがあります。

吉川金会のテロワールとは、山田錦を“どこで”ではなく、“どの田で、どんな土に育ったか”で語れること。この土地が、日本酒をテロワールの言葉で説明できる理由が、ここにあります。

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